体重を簡単に落とす糖質制限ダイエット、試したことがある人は結構多いのではないでしょうか?
しかし、自己流の糖質制限は難しく、「続かない」「失敗した」という話も多く聞こえてくるのが現実。
今回は、その失敗してしまう原因と、成功のポイントについて解説していきます。
失敗する(長続きしない)主な原因は、
”カロリーまで制限してしまっている”
ということです。
糖質は制限しても、極端なカロリー制限までは必要ないはずです。
三大栄養素の一つであり、摂取カロリーの半分以上をしめる糖質、これを完全カットしてしまえば、カロリー不足は当然な話です。
糖質を減らした分、他の栄養素を多めに摂るなど、カロリーを補う必要があります。
以下の症状が出始めている方は要注意!食事を見直しましょう。
①体力低下、フラフラする
タンパク質は筋肉などの材料、糖質はエネルギー源などというように、栄養素には役割があります。
エネルギー源を減らせば、体力が落ちるのは避けられません。減らし方、または減らした分をどうするのかを考える必要があります。
②やつれた
筋肉を鍛えてタンパク質を摂取することで筋量を維持しながら、脂肪を減らしていくことが理想。
鍛えなければ、脂肪も減りますが筋肉も減ります。落ちた体重のほとんどは筋肉かもしれません。体重は落ちてもこれは失敗なダイエットです。
③集中力低下、筋量低下、倦怠感
エネルギー不足です。
④低血糖でダウン
【まとめ】
主な例を挙げましたが、上記のようになると継続がむずかしく、無理やり続けて健康を害するか、やめてリバウンドするかのどちらかでしょう。
一時的に体重が減ることで喜ぶ方も多いのですが、それは糖質制限が成功しているのではなく、エネルギー不足で筋肉が痩せてしまっただけ、という場合も少なくないようです。
体重を維持する、つまり糖質制限を継続するには、「1ヶ月ならやり通せるけど、1年は無理だな」という食事をしていてはいけません。
後編では、1年以上続けられる糖質制限のポイントを紹介します。