年齢、体重、始めた時期などの条件が近い人でも、数ヶ月でカラダが劇的に変わる人と、1年やっても全く変わらない人がいます。
この大きな差はいったい何なのでしょう?
体質?遺伝?センス?いえ、ちょっとした心がけや考え方なんです。
今回はうまくっていっている人の考え方や心がけの共通点を紹介していきます。
1 トレーニングも食事も両方実践
トレーニングだけでは脂肪を落とすのに限界があること、食事だけでは筋肉をつけられないことを理解し、両方を実践しています。
2 トレーニングの優先順位が高い
「今日時間があいたから、今からやってみようかな」という場当たり的で予定の組み方ではなく、先にトレーニングの予定を決めてスケジュール調整をしています。
「トレーニングは空いた時間にやろう」ではなく、「トレーニングのために時間を作る」という意識が大事。
3 数字にこだわり過ぎていない
大事なのは体重の増減よりも体型の変化と考えています。
体重が変わらなくても、実際の体つきに進歩が見られればそれは成功であり、体が変わっていなければ数字に関わらず成功ではないという考え方です。
4 リカバリー上手
「急な飲み会で計画通りの食事制限ができなかった」、「今週はトレーニングの時間が作れなかった」などということもあります。
そういうときに「あ~、がっかり」で終わるのではなく、その後一週間の食事や運動量(歩く時間を少し増やす)でリカバリーするという考え方が大切。
一週間サイクルで臨んでいきましょう。
5 短期で無理な目標を立てない
今の体は何年かけて築いてしまった体ですか?
そう考えると、「1~2ヶ月で体をリセットしたい」という願いは、都合が良すぎて無理があるものだと判断。
早期に結果を求めずに「焦らず少しずつ」の気持ちで取り組んでいます。
一時的にその無理な目標を達成できても、維持することは困難です。
しかし、適切な時間をかけて達成した目標は、その維持も少しの意識で可能なものです。
6 5勝2敗の考え方
一週間の全ての日が、食事も運動もうまくいった「〇」の日でなくてもいいのです。
7勝全勝でなくとも、5勝2敗までなら順調に目標に近づいていけます。
完璧を求めないでも大丈夫、逆に完璧を求める人は1度つまづくとそのまま挫折してしまう傾向にあります。
いかがでしたか?
完璧を求めず、また、短期間で大きな結果を求めないというのが意外でしたね。
優先順位という話では、確かに私のスタジオでもうまくいっている人はセッションのキャンセルや変更をしない方がほとんどです。
目標が「絶対痩せたい!」なのか「出来れば痩せたいなぁ」なのかで、つまり、本気度で優先順位は変わってくるようです。
うまくいっている人の考え方、ぜひ参考にしてみてください。