なぜ痩せるために糖質制限の食事が必要かご存知ですか?
最近、ダイエットのための食事として糖質(炭水化物)をカットするやり方が流行っていますね。
専門家の指導のもと行う方もいれば、理由もわからないまま糖質を減らしている方もいるかと思います。
もう、ほぼ悪者のような扱いの糖質、逆にしっかり摂取するように言われているタンパク質。
ここでは、
①糖質 ②脂質 ③タンパク質
という3大栄養素の役割を説明し、なぜ低糖質・高タンパクの食事が推奨されているかを解説したいと思います。
まず、3大栄養素の役割について簡単にまとめてみましょう。
01 糖質(炭水化物)
カラダが最も利用しやすいエネルギー源。脳の唯一のエネルギー源。主にお米など。1gあたり4kcal。
02 脂質
貯蔵可能な効率の良いエネルギー源。1gあたり9kcal。
03 タンパク質
筋肉、皮膚、内蔵など身体の重要な構成成分。つまり、カラダの材料となり栄養素です。一部はエネルギーにも変換されます。
04 役割をまとめると・・・
糖質と脂質はカラダのエネルギー源となるもので、タンパク質はカラダの材料となるものです。
タンパク質は材料なので必要だということはわかったと思います。では、糖質も脂質もエネルギーですが、一体何が違うのでしょうか?
ずばり、使われる順番が違います。優先的に糖質が使われ、それから脂質が使われます。
”脂質をエネルギーとして使う = 脂肪燃焼” ということなので、本当は糖質よりも脂質を使って欲しいですよね。
そのためには、「最初に使われるべき糖質というエネルギーがもともと無ければいい」という考えがでてきます。
そうすれば、最初から脂質がエネルギーとして使われやすくなるのです。
05 糖質制限を行う理由
上記で説明した通り、脂質をエネルギー源として使いやすくするため、というのが1つあります。
また、夕食において糖質制限を推奨する理由としては、
”夜は寝るだけなので夕食でエネルギーを補充する必要がない”ということです。
日中に活動する方は、朝と昼に糖質をとりエネルギーを蓄える必要はありますが、夜ってそんなにエネルギー必要ないですよね。
【まとめ】
賢い糖質制限の仕方
糖質は3大栄養素の一つであり、生命維持に必要な栄養素であることに違いはありません。過剰摂取が良くないことはおわかりかと思いますが、完全カットも賛否がわかれるところです。
もし、3食とも完全に糖質カットするのであれば、必ず専門家に相談の上で行う必要があります。
オススメの糖質の摂り方は、朝から夜にかけて徐々に量を減らしていく方法です。
朝は普通に糖質をとり、昼は半分にする、そして夜はゼロにする。
このやり方で体重はすぐに落ちていくと思います。大事なことはタンパク質まで制限しないことです。